2011年6月9日木曜日

色指定 ~下書き編~

最近はレイアウトそっちのけで色指定を進行中(今は3人目)なので、今回から3回、色指定について書きますね。このやり方が一般的ではないと思います、アナログ一切無し。スキャナの出番もありませんゆえ。

オールデジタルなんて、いかにもゆとり教育っぽいですね。
ちなみに漫画はアナグロ派。

で。

今回、線画と着色に使用するソフトはRETAS STUDIOのStylosとPaintManでございます。まだひと月も使ってないけど、レイヤー等の概念はフォトショやSaiとほぼ変わりません。安心安心。


さっそくがしがしとラフっぽいものを書きますね。

…てか、これSaiです。

舌の根も乾かぬ内にすいませんが、今回、下書きはオールSaiです。
嘘なんか――、

今回、線画と着色に使用するソフトはRETAS STUDIOのStylosとPaintManでございます」

――吐いてないもんね。



で。


なぜにSaiを使ったかっちゅうとですね、まあ、Ctrl+Zで“1つ前”に戻れる回数が多いっていう個人的な趣向もあるのですが。
それ以上にレイヤーの区分けが単純な方がこの


色相・彩度の調整がやりやすい、ってのが一番の理由だったりします。ブラシとか水彩筆とかを使って軽いタッチでガンガン濡れr塗れるので、下書きにはもってこいだと思うんだけどSai。みんなフォトショップばかり使いやがって。ぷんぷくり~ん。

1つ目のレイヤーに線画を描いてしまったら、その下に「肌」「髪」「服」のように色ごとにレイヤーを作ってしまうのがオススメ。大きめの筆で大雑把に塗ってしまい、部分ごとに色相・彩度を調整すれば楽。
凝ったイラストならまだしも、アニメに関してはその作品のテンションや個性から色(濃さ的な)の雰囲気というのはだいたい決まってくると思うんですね。それをベースにレイヤー毎にCtrl+Uで細かく修正していく。

あ、ちなみにPaintManにも色相・彩度の調整はあるんですが、その場合、一々レイヤー分けするのが面倒なんですよね…。まあ、やりやすい方でやればいい。


ハイ、下書き完成~。

全部塗った方が見栄えはいいですが、結局は同じだからカット。色が決まってしまったら、レイヤーなんかまとめちゃっていいと思うんです。不安な人は残すがいい。
完成したらTargaで保存します。

次回、線画の回。