2015年3月17日火曜日

最近、あやしいと思っていること

何かものを作ったとき、どこを素晴らしいものとして基準にするかの話で、
僕は今まで「妥協せずにつくって、自分も他人も納得したもの」を
理想の完成系だと思っていた。今でも少しはそれを信用しているのだけど、
こころの中での引っ掛かりが強くなってきたので、書こうと思った。

ここのでの“納得”っていうのは、生半可なものとは思っていない。
満場一致のことを言っていて、納得度は100%:100%のこと。
これが普通は好みとか実力の無さとかで変動して25%:100%とか75%70%とかが大体の傾向だと思う。
これを考えた時に、オリジナリティとはなんだろうってところに行き着く。

全員が納得したものというのは、極端な話「万引きは良くない」みたいなつまらないことではなかろうか。そもそも万引きを良いものとする人が居るかもしれないことは置いておいて、全員が「センスがあるね」「一見、悪そうなところも含めて良いね」と納得したところが正解なんだろうか。

これってもしかして、割合で言うと100%:0%の方が遥かに難しくないか?
難しいということは、狙う価値がないか?

狙うとして難しいと思うのが、まず、自分が納得していて他人が全く納得していないことが少ない。
大概は互いに「ちょっといいかも」なんて内心思ってたりするものだ。
これを真逆になるまで詰めるのは難しいだろう。

気付いたからには、この辺、ちょくちょく攻めて行きたい。

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