さっそく前回Targa形式で保存した画像をStylosで開くよ。ちゃんと下書き用のレイヤーに張り付けるんだぞ?お兄さんとの約束だ。
ここで透明度を上げる。↑↑↑
僕は下書きを適当に描いて、線画で修正していくタイプの人間なので、下書きが自己主張満々だとそれに引っ張られてしまったりするから。
いつもギリギリ線の強弱が確認できる20%くらいまでやってしまうね。
ここでの線画はいわば清書なワケで、きちんと線が繋がっているかは確認した方がいいでしょうね。↑↑↑
何か特別な意図がない限り、アニメ塗りをしやすくする為にはやはり隙間はない方が。ここで意識して丁寧に描いておけば後でポンポン色を置けますし。
と、ここまで描いたところで、
次は影指定。
ここはなんとなーくカンでやってるので、正直なところはよくわかりません;;
とりあえずは「赤」「緑」「青」の3色(自分で変更もできる)を使って“こっちからこっちは影!”と思う場所に印を付けていくのです。黒で線画を描いている時と同じく、これもスキマができないように仕上げた方が後々ラクなのは言うまでもありません。

ハイ、完成。ぱふぱふ。
ここから、PaintManで着色をする準備として線画を“二値化”の画像として保存します。
二値化というのは、簡単に言うと線に薄い色が無い状態のことです。
通常、フォトショップなどで描いた線は滑らかに見えるように、黒1色で描いたつもりでもそこには“濃い灰色”や“薄い黒”などの様々な色が混ぜこぜになっている状態なのです。イラストの場合はここでキレイに色を塗る為にレイヤーを分けたりという作業がありますが、アニメの場合は短い作品でも何百枚もの絵を使うため、それでは時間がかかり過ぎてしまいます。
二値化をしてしまえば同じレイヤーの上にバケツでガンガン色を置いてもジャギーは最小限で済みます。
でで。
仕上げの画面になりましたら、プレビューで元々の画像と二値化後の画像を見比べつつ、線幅を調節していきます。
線が太過ぎると野暮ったくなってしまいますが、細くし過ぎると今度はせっかく隙間なく描いた結び目が途切れてしまいます。
バランスを考えて、丁度いい感じで設定。保存――。
次回はいよいよ着色編。
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